オープンシステム方式とは
家を建てる時、まずはどこの業者さんに頼むか悩む方も多いのではないでしょうか。
ハウスメーカーや工務店に依頼すれば、設計図通りベルトコンベアに載せられたまま進みがち。これは、全てお任せするので「一括発注方式」と呼ばれていますが、これとは別に「分離発注方式」という、メリットがたくさんある依頼方法があります。
弊社ではこの「分離発注方式」で建てる家をご提案しています。どんなシステムなのか、どんなメリットがあるのか見ていきましょう!
そもそもオープンシステム(分離発注)とは?
オープンシステム(分離発注)は、依頼主が建築家のサポートを受けながら、各工事の専門業者さんと直接契約する方法です。工務店を通さず、依頼主の意向が工事業者さんに直かに届くので、希望に沿った家づくりができるでしょう。
オープンシステムのメリット
一括発注方式の工務店さんに依頼すれば、設計図とスタートの合図で工事が進むので、簡単と思われがちですが、オープンシステムにもメリットがたくさんあります。
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工務店を介さないので、元請けの専門業者さんに依頼主様のご要望が届きやすくなります。
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元請けの専門業者さんと直接契約になるので、工務店が上乗せする管理費や経費はかかりません。工事費用を大幅に削減できます!
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工事費用は出来高払いなので、元請けの専門業者さんが仮に倒産したり、そのような不測の事態も回避できます。
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設計会社と工事施工会社が分かれている事で、なれあいにならず第三者の立場でしっかりと監理を行えます。工事の各段階で、確認作業をしたあと次の工事に取りかかるので安心! |
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なによりも閉鎖的ではなく、工事・施工においても価格においても透明性が高く、新しい家づくりができます。
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家づくりを楽しむ
ご依頼主様のご要望が届きやすくなることに加え、家づくりに一緒に参加できることも特徴のひとつです。専門業者さんとの直接契約ですが、業務委託という形で請け負う弊社がサポートいたしますので、楽しみながら家づくりしていきましょう。
設計はもちろんのこと、そのあとの施工などにも積極的に参加いただけます。壁の色や風合いなど、様々な場面で想いを伝えられますよ。イメージが湧かない場合には、建築家におまかせいただいても構いません。自由度の高いシステムをぜひ利用してみてください。
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木部に塗料を塗ったり、壁をにしっくいを塗ったり。大工工事まで参加された依頼主様もいらっしゃいます。家族で参加されている写真を撮ってブログに載せたり、記録をつけるのも楽しいものです。自分の手で家をつくり上げた実感が得られます。
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消費者が農家から野菜を直に買うのと同じように、職人さんの顔が見えるので安心のオープンシステムです。単なる発注者と受注業者という関係を超え身近に感じられるようになるのも特徴。同じ目的に向かっているうちに、信頼できるパートナーとして意識が芽生え、自然とコミュニケーションがとれることで、納得のいく家づくりができます。中には依頼主同士が知り合いになり、竣工から何年も経つのにずっと交流を続けているという例もあります。
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