早いもので引き渡し後6年が経ちました。
これから何十年も使う家は点検が大切です。
 
先ずは外部の様子を確認します。
地震後の点検なのでじっくり入念に点検です。
 
 
板張りの外壁も当初のままの綺麗な状態です。
杉板張りの外壁は思っているより長持ちする優れ物の外壁材です。
防火地域では制限が多くてなかなか使えませんがお勧めの外壁です。
 
それでは内部の点検です。
年次点検と一緒に換気システムの点検と清掃も行いました。
木花家の標準仕様の第一種熱交換換気システムです。
この家は階間に機械を設置タイプです
 
熱交換素子の掃除です。
ブラシでコシコシ掃除をします。
定期的にフィルター掃除をしているので熱交換素子の汚れは無いです。
 
 
 
給排気口も一緒に綺麗に掃除します
その間にフィルター掃除を水洗いして乾かしておきます。
 
 
ついでにレンジフードも掃除です
大掃除のようになっています(笑)
点検の時に一緒に掃除をするのは良いですね
 
 
床下エアコン暖房のフィルター掃除です
それでは洗って綺麗にしましょう~~
 
 
掃除で良く忘れるのがキッチンからの排水に付いているトラップマスの掃除です。
必ず外にキッチンからの排水にトラップマスが有りますので1年に2回は点検と掃除が必要です。
油分が下水に流れないようにトラップマスで油分を貯めています。
油分は・・・かなり匂いますので暑い時期は避けた方が良いです。
マスの蓋を開ける時は勇気が必要になりますね(笑)
 
 
油カスをすくって取り除きます。
匂います・・・・・・
 
 
油カスを取り除いた後は水を流して綺麗にします。
マスの内側も綺麗に流します。
 
 
外のコンクリートに緑苔が溜まってきました。
今回はこれも綺麗にしましょう~
 

  
高圧洗浄機で流していきます。
水の勢いが有ってじゃんじゃん流れて行きます。
緑苔も流れて綺麗になりました。
 
 
最後に恒例の床下の点検です。
地震後の点検なので基礎を入念に点検します。
それでは潜って見ましょう~~
 
 
基礎コンクリートにひび割れも無く綺麗な状態です。
強度を考えて計画に入れた鉄筋構造が効いています。
価格で比べらべて良い悪いを判断すると失敗しますね。
 
 
給排水の漏れも無く綺麗な状態です。
これから何十年も使う家なのでしっかりとした施工が大切ですね。
現場にしっかりとした予算配分が大切です。
綺麗なパンフレットでは家を守ってくれませんね。
 
 
地震後の点検も問題は有りませんでした。
もちろんGの形跡も無く綺麗な状態です。
また一年後に点検に伺います。
 
家の主治医となって家守をする設計木花家です。
本物の高気密高断熱住宅を原価で建てる設計木花家です。